行政書士試験合格に本当に必要な勉強時間まとめ【初学者・経験者それぞれ考察】

みなさんこんにちは、
行政書士見習いのめーこです😉
今回は、これから行政書士試験の受験を考えられている方向けに、
行政書士試験に独学で合格するために必要な勉強時間についてまとめました!
行政書士試験は独学も可能な試験です!
しかしながら、近年ではネット上に様々な情報が溢れており、
勉強時間もあるサイトでは400時間だったり…
はたまた別のサイトでは1000時間だったり…
と悩んでしまいますよね。
そこで今回、私が独学での学習を始める際に知りたかった!
と思う、本当に必要な勉強時間を経験値や状況別に考察してみました。
これからの学習やスケジュールの調整に役立ててもらえたら嬉しいです。

行政書士試験、合格に必要な勉強時間は?

まず前提として、合格に必要な勉強時間を一律に定めることは不可能です。
なぜなら、行政書士試験に対する知識や経験、勉強できる環境も人によってさまざまだからです。
また、同じ環境の人であっても、独学なのか選ぶ予備校によっても必要な時間数が変わってくるのも事実です。
その上で、行政書士試験に合格するための必要な勉強時間を考察していきます。

行政書士試験の受験生、場合分けパターン
今回、受験生のパターンを以下の6パターンに分けて、それぞれで必要な勉強時間を解説します。
①完全に初学者で、資格の勉強も始めて ②他資格の勉強をしたことがある ③公務員試験や宅地建物取引士の合格者 ④法学部または法律を学んだことがある ⑤行政書士事務所勤務経験あり ⑥行政書士試験は通過点で、 司法書士試験を目指している
一つずつ解説していきますので、自分はどこに当てはまるか確認していきましょう。
独学または予備校を使った場合についてもそれぞれ考察していきます。
①資格試験の初学者:900時間

行政書士の勉強が初めての方かつ、資格の勉強すら始めての方はこちらに該当します。
この場合はまず、資格試験の勉強に慣れることが必要です。
資格試験の勉強は特殊で、小中高の勉強と違い合格することが目標です。
(賛否両論あると思いますが、ここでは合格をゴールとします)
そのためには暗記以外にも、
・重点的に勉強する箇所しない箇所の取捨選択・勉強の習慣化・受験の緊張感に慣れること
など、まずは資格試験対策の特有のスキルが大切になってきます。
このスキルについては後ほど解説していきます。
一般的に言われている行政書士試験の勉強時間である600時間は、予備校の情報がもとになっていると思いますが、初学者の場合には少なすぎると思います。
予備校を使う場合:800時間

予備校を利用した場合、初学者の場合はマイナス100時間程度と考えると良いでしょう。
独学の場合が900時間ですので、800時間を目安にしてください。
・学習の順序立て ・学習の取捨選択
これらの時間を考えると、初学者が予備校の利用で受ける恩恵は、他の受験生に比べて一番大きいと考えられます。
せっかく時間を使うならば一発で合格したい、効率よく勉強したいと思う方であれば、予備校の利用も選択肢の一つです。
または、長い目で見て合格出来れば良いという場合であれば、1年または2年以上で無理なく独学で受験するのも一つの手でしょう。
続いては資格試験の経験者についてです。
②法律系以外の他資格の受験をしたことがある:850時間

次に、これまでに法律系以外の資格の受験をした経験がある方はこちらに該当します!
例えば、簿記やFP、ITパスポート、インテリアコーディネーター、医療事務など、ある程度の学習が必要となる資格試験の受験経験を持つ方です。
※数日の勉強や講習だけで受かるような資格は除きます。
こちらの方であれば、①で解説した資格試験に対する対策はある程度慣れていると思いますので、勉強の習慣化などの分野で時間を短縮できると思います。
しかしながら、法律系以外の試験と行政書士試験では【法律】の固有の知識を問われるため、これまでの知識がなかなか活かしにくいのが事実です。
問題の出題形式も、行政書士試験と他試験では大きく異なります。
これはどの資格試験にも言えることではありますが、法律系資格特有の出題方法に慣れる必要があります。
・法律系科目を始めて学ぶ方 ・記述式の試験に慣れていない方・長時間の試験時間に慣れていない方
上記の場合、少し余裕を持った学習期間を見ておくべきでしょう。
予備校を使う場合:750時間

予備校を利用した場合、②の方の場合もマイナス100時間程度と考えると良いと思います。
独学の場合が850時間ですので、750時間が目安です。
予備校は基本的には初学者向けの内容で作成されているため、法律系科目を始めて勉強する方も理解が早くなります。
せっかく時間を使うならば一発で合格したい、効率よく勉強したいと思う方であれば、予備校の利用も選択肢の一つです。
①の場合と同様に、長い目で見て合格出来れば良いという場合であれば、下記の記事の勉強法を実践しながら無理なく独学で受験するのも一つの手でしょう。
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