行政書士 合格率は何%?合格するのは10人中たったの○人

みなさんこんにちは、行政書士見習いのめーこです!
今回は、これから行政書士試験の受験を考えられている方向けに、
行政書士の合格率について解説します。
決して簡単な試験とはいえませんが、きちんと勉強すれば、合格は可能な試験です!
この記事は、行政書士試験初学者や行政書士試験を受験すべきか悩んでいる方に向けにまとめていますので、これから行政書士試験の学習を考えている方は是非参考にしてみてください。

難関の行政書士 合格率は?

行政書士試験の合格率はバラつきがあり、近年は6〜15%で推移しています。
およそ10パーセントと覚えておきましょう。
行政書士は毎年約4万人が受験する人気の資格です。その中から、毎年約4000人の新しい行政書士が誕生しています。
言うなれば、10人に1人しか受からない難関国家資格であります。
受験者数は年々減少しており、合格率自体は少しずつ上昇していますが、依然として合格率は高いとは言えません。
行政書士 合格率が低い理由は?
以下の3つが行政書士試験の合格率を下げている要因であると考えられます。
1.行政書士試験には「足切り」がある
行政書士試験では「法令等科目」「一般知識等科目」のそれぞれで足切りが行われます。
法令等科目は出題範囲が決まっており勉強が可能ですが、一般知識等科目の方は対策は法令科目に比べて困難です。
そのため、合計得点では基準の180点以上を獲得できているのに不合格になってしまう…!
なんてことが多くあります。
足切り点が設定されている以上、そうならないための対策も必要です。
詳しい点数についてはこちらの記事で解説しています。
2.行政書士試験は出題範囲がかなり広い

行政書士は試験範囲が非常に広いことも特徴の1つです。
下記の法令科目5科目と一般知識科目3科目の勉強をしなければいけません。
行政書士は合格後の業務範囲も広いため、豊富な知識が必要とされます。
試験科目が多いことにより、必然的に学習すべき量が多くなります。
さらに科目ごとに難易度や配点がバラバラで対策が難しいことも特徴です。
科目ごとの足切りを避けながら合格点を目指すには、科目ごとの得点計画を立てるなど、戦略を練ることが必要とされます。
科目ごとの勉強法はこちらをご確認ください。
3.行政書士試験は出題形式が多様

行政書士試験は出題の形式が3つあります。
択一式がメインで、それに加えてキーワードを穴埋めする多岐選択式問題や条文や判例を答える記述式問題もあります。
それぞれの出題形式に合わせた対策が必要ですので、合格できるレベルに達するまでに時間が掛かります。
まずは、択一式対策を重点的に対策することが大切ですが、多岐選択問題や記述式問題への対策も捨ててはいけません。
こちらについては後ほど詳しく解説します。
番外:行政書士試験は司法書士試験の踏み台にする人が多い

行政書士は受験資格がなくて誰でも受験できる試験です。
いわゆるお試しの記念受験をする方や、勉強は十分ではなかったが次回試験への対策としてとりあえず受ける受験者がいます。
一方で、行政書士試験の受験生には司法書士試験の受験を控えている司法書士試験の受験生が多いのをご存知ですか?
司法書士試験とは民法や憲法など共通する科目が多く、司法書士試験の受験生が踏み台にすることの多い試験です。
このような人たちも合格率を計算する際の母数に含まれ、本当にシンプルに行政書士試験の受験生が合格する確率は、より低くなります。
そのような受験生にも負けないように、
行政書士試験の難易度や特徴を理解した上で適切な対策を取ることが大切です。
2020年の行政書士試験の合格率予測は?
そんな中でも、実は2020年は受験生にとってかなり有利な年になるのをご存知ですか?
2020年の合格率は15%を超えるのではないかと予想しています。
詳しい解説は、下記の記事を参考にしてみてください。
まとめ
行政書士試験の合格率について解説しました。
・行政書士試験の合格率は10%前後で推移
・合格率の低い理由は4つ
→足切りがある
→試験範囲が広い
→出題形式が多い
→司法書士試験の踏み台にされる
・2020年は合格率が大幅にアップするため大チャンス
2020年度の受験スケジュールはこちら。
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